1997.8.24
小淵沢 冨士高原スキー場
ジャズ・フェスティバル「Party Party」


当日の冨士高原スキー場は快晴。
日差しがきつくて風が冷たい高原の夏でした。
こんなかんじ。小沢さんは「八ヶ岳」と言っていた。

*******


ジャズフェスのラストで小沢健二登場。

あのですね、ちょっとお願いがあるんですけど
会場の方でどなたかあの、ビデオカメラを持ってる方がいたら
僕ちょっと撮りたいんで貸して貰えないかと思うんですけど。
忘れちゃってですね、友達が撮ることになってるんですけど
後でテープダビングしておまけもつけて返しますから

開場ざわめく

ごめん、お願い!悪い!
ありがと!

めちゃくちゃだ。
ちょ、ちょっと待ってくださいね。

えびすさん、業務連絡、えびすさんえびすさん、あそこです。

ビデオが渡される。
何か一言、二言しゃべっている声が生で聞こえて嬉しかったが
テープには残っていない。

すみませんでした。ありがとうございます。
ほんとにもう…

あ、こんな、すーごい気持いいですね。
♪ラーラララ

あのーひとの、のとこのメロディ

○○聞き取れないいっちょすごいのやります。
「指さえも」って曲です。


*指さえも*


  2番に入るところでテープがうらがえってしまって、一部分不明。すみません。

渋谷毅オーケストラ!と紹介

これはあの立ったりするとあんまり怒られたりするんですね。きっと*
笑い
座れよばか!とかいう声が最初に…
すげえあの、争いを感じました。
幸せにやった方が…

ええ、でもなんかすげえ気持ちよくて。

上のMC中、バックでは次の曲のピアノがちょろちょろっと流れている
* そんなことないです。
みんな自主的に後の人のことを考えて座ってました。
争いとかはなく、まったりかつ整然と詰めあって座ってましたね。
始まる前警備のおじさんが若い人に「もし(ファンの子が)突進してきたらこうして」と
防ぐ構えとかをしてたのが、いざ始まってみたら誰も小沢さんを見ても立ちもしないので
「うん、うん」と大きくうなずいていたのを見ました。どーだ、小沢ファンは。



*美しさ*


(↑と書いてるけどこのタイトルだと判ったのはもっとあと。)

OKよ!でみんなあれをやる。芝生に座ったまま。それをみて
ご協力ありがとうございます。とすごい早口で

「記憶は消えて」のところが力入っている。

最後の後奏に合わせて
♪タラッタラッタラ…

だめだ
こーれは… ←すごく感じいってる感じでにこにこと

あの、次の曲はちょっとわりかし、っていうかすんごい楽しい曲だから
とりあえず立ってもあんまり怒らないけど立ったら、
それはまあ、許す、あ、えーって声も。
判りました。
↑ぼそっと


*大人になれば*


ドラムの入った凄い速いバージョン。小沢さんのりのり。
途中のスキャットとかでも「あーっ」って唸ったりしている。

あ、ちょっとギター取ってきます。

あの渋谷さんがトイレだそうで、その間何かやってろっていう…。
 

ギターで何かの前奏
前奏が終わり歌か、というときにいきなり
ごめんね。
笑い

えー、
あのこれもっと後半でやるはずだった曲なんですど、渋谷さんトイレ行っちゃったんで。
あの古沢○○○さんとちょっと、ドラムとデュエットで恋しくてって曲の。
きゃーとざわめく
新しく考えたバージョンで。

ここはすごいトイレ遠いんですよ。

それでだから

何かの音

あのこういうのが入ってる奴なんいつもーいつもー君が恋しくて♪
といきなりしゃべりのように歌に入る、はじめのとこアカペラ。



*恋しくて*


ジャンジャラジャンジャラといった感じのバージョン。
ごめん。表現ができなくて。
途中でドラムのソロが入る。

♪トゥトゥールトゥールルル ルールルールルル
もうこんなんでいいでしょ!
と終わる


さあ、ちゃんとやりましょうちゃんと。
うわ、すげえ全然みんな立ってる、かっこいいな。

どっと笑う。何で笑ったのか覚えてない。

前奏始まる。

いちょう並木のセレナーデ。


*いちょう並木のセレナーデ*


間奏のフルートかなんかの音が美しい。
「きっと彼女は」のあたりから全員合唱。それを聞いて

すごいきれい。

やがて僕らがすごした時間は
と、早口で歌詞を言う。キャンプファイアーののり。
それで次の「やがて」は少し笑っている。でも歌詞を言ったのはこの1行だけだった。

次の「きっと彼女は」のとこで高く転調。女の子が歌いやすいようにだろうか。

ここMCなしで次の曲



続く



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